【内容紹介】
占領下に制度化された教育委員会の意義と性格は独立回復後どのように変質したか。戦後改革における教育法規制定の位相と変遷を検証。政治に連動する教育委員会の役割の変容過程を史料・国会記録 等様々な資料によって跡付け、考察する。
【主な目次】
序 論第1章 教育委員会制度の受容過程に見る「制度設計」の課題
第2章 教育委員会制度の運用過程に見る「制度仮題」の顕在化
第3章 教育委員会制度の変容過程に見る「制度条件」の再編成
第4章 教育委員会制度の再編過程に見る「再構造化」とその評価
終 章 総括及び結論